絵と独り言を置いておく場所。
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あめ・・・・
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自分のことを嫌っている人と付き合うのってどうしたらいいんだろうね。
私も自分のことなんて好きじゃないけど。
嫌われないようにふるまうか、いつも通り気にしないか。
うーん、悩む。
消極的な自分とか
卑屈な性格などを思い出しては
ひとりで自己嫌悪の日々
悔やむばかりでなにも変わらないけど
変われたらいいな
夏のおわりってなぜかさびしい。
ひとりここでつぶやいてるのもさびしい。
桜庭一樹さんの『ファミリーポートレイト』のなかのおはなし。
をイメージしたかどうかわからないけど加工したらそんな感じになってしまいました。
なにか自分の感情をまとめたくて放置していたこのブログにポチポチと書き込んでいます。
いざ書くとなるとなにかいていいのかわからないけど、とりあえずこの本について。
私が一生で一番すきな本を選ぶとしたらまちがいなくこの本、というくらい好きで、
家庭に何か問題があるひとは、きっとこの作家さんの本がすごく好きなると、思う。
主人公のコマコは母から世でいう虐待をうけている、でも同時におおきな愛情をもらっていて
主人公は母が大好き。母が自分にひどいことをしているというのはわかるけど可愛がられているから、
憎めない、嫌えない。子供は母に絶対服従、サンドバック。
すごく正しくない、不適切な親子関係でも愛情があるから離れられない。
親がいなければ自由になれるのに、いなかったら生きていけない。
親に対する感情って思春期が一番つらいのかとおもってたけど、
なまじ大人になってからのほうがつらい気がする。
とくに間違った家庭環境のなかで育ったこどもは一生苦労するのでは、なんて。
思ったり。そんな苦悩を生々しく書いた本であります。
実際親を愛しているか憎んでいるかと聞かれたらどちらともいえない、よね。
思春期は親をたいそう恨んでいたりするけど、大人になって自分でいろんなもの背負うと、
恨んでばかりいられなくって、でも好きになることもできないような。
父親と母親ではずいぶんちがうけど、むつかしいね。
今でも思春期の頃の自分がたまに頭をもたげて憎しみに燃えることがあるけど
そう長くは続かない。うまく言葉にできないけど、親に対する感情を
すべて穏やかにして、憎むこともなくなれば、自分は別人になれる気がする。
親が亡くなるまでには、そんな立派な人間になりたいけども、何年かかるんだろう。